お知らせ

祝 玄武洞が世界の「地質遺産100選」に選出されました

世界の「地質遺産100選」

国際地質科学連合が、設立60周年を記念し、スペインのバスク海岸で開催された大会(10/25~10/28)で、第一回世界の「地質遺産100選」を選定しました。

56カ国、181の候補地の申請がなされ、33名の国際的専門家により、高い国際的重要性を有する地として、玄武洞が選出されました。地磁気逆転現象の発見地であること、山陰海岸ユネスコ世界ジオパークに登録されていることが評価されました。

100選には、グランドキャニオン(米国)やエベレスト山頂の海洋岩石(中国・ネパール)、エアーズロック(豪州)が選出されています。

今回、日本から選出されたのは、玄武洞と野島断層(淡路市)の2箇所です。

国際地質科学連合(International Union of Geological Sciences、略称:IUGS)とは

  • 地質学の分野における国際協力を目的として設立された非政府組織
  • 国際地球観測年の成功を受けて、1961年の3月に設立
  • 事務局は、ノルウェーのトロンハイムにあるノルウェー地質調査所に所在
  • 100万人以上の地球科学者を代表する121か国のメンバーにより組織
  • 世界的に重要度の高い地質学の課題にかかる研究を促進。その他にも地球科学における国際的かつ学際的な連携をサポート

国際地質科学連合(外部リンク)