玄武洞公園について

園内マップ
  • 1│玄武洞

    かつて採石場として人工的に作られた洞穴と掘り残された柱との対比がダイナミックな景観となっています。大正14年の北但大震災で大きく崩れましたが、崩れた玄武岩は、地元赤石集落の家の石垣や城崎温泉街を流れる大谿川の護岸などに使われています。

  • 2│青龍洞

    岩石に見られる規則正しい割れ目を節理と言い、それが柱のようになったものが柱状節理です。玄武洞公園の中でも特に美しい柱状節理を見せてくれるのが青龍洞です。このような柱状節理は、熱い溶岩が冷えていく過程で収縮してできたもので、溶岩の表面から中心部に向かって伸びていきます。

  • 3│白虎洞

    水平方向に延びた柱状節理の断面を見ることができ、玄武洞の柱状節理と比べると細いことに気づきます。一般的に、柱状節理はゆっくり冷えたところほど太くなるので、この付近では溶岩が早く冷えたこと、つまり溶岩の周縁部に近いことが分かります。

  • 4│南朱雀洞 5│北朱雀洞

    南朱雀洞脇の岩石を見ると、節理が見られず、表面がごつごつしています。これは溶岩流の先端に当たる部分です。溶岩の表面が急に冷やされて固まったため、柱状節理は余り形成されません。それは、内部が熱く、あとから溶けた溶岩が押し出て表面を破壊するため、塊状の岩石の集まりになる。近くで石をよく見ると、マグマの中に含まれているガスの抜けた穴が見つかります。

ガイド案内について

国指定天然記念物「玄武洞」と「青龍洞」をご案内いたします。
ガイドがお客様と一緒に園内を歩き、丁寧にご案内いたします。

【料金】
無料
【予約】
事前に玄武洞公園にご予約ください。
(TEL:0796-22-4774)
※なお、ガイド数に限りがございますので、対応できない場合があります。